こんにちは、Lustrare Lab(ルスラボ)のテックライターです。今日お届けするのは、一瞬「ん? 結局どういうこと?!」と脳がバグり、全ガジェットファンが膝から崩れ落ちるような、少し悲しい、でも名前のせいでちょっとユーモラスなニュースです。
ガジェット界の異端児ことNothing(ナッシング)が展開する、あのポップで超お買い得なサブブランド「CMF」。昨年リリースされたCMF Phone (1)は、背面ネジを回してパーツを付け替える変態(褒め言葉)ギミックと、恐るべき高コスパで世界中のテックオタクたちのハートを鷲掴みにしました。
「よし、今年もCMF Phone (2)でネジネジするぞ!」と手ぐすね引いて待っていた皆さんに、かなりショッキングな冷や水が。海外メディアThe Vergeが報じた、「Nothing cancels this year’s CMF phone due to RAM prices(RAM価格の高騰により、Nothingが今年のCMF phoneをキャンセル)」というニュースが世界を駆け巡っています。
「え、何もキャンセルされてないの?」名前が面白すぎる問題
英語の主語が「Nothing」なばかりに、英語圏では「RAM価格のせいで今年のCMFスマホがキャンセルされることは無い(Nothing cancels this year’s…)」に見えてしまい、「なんだ、無事発売されるんだ!」と勘違いする人が続出。しかし現実は非情なことに、「Nothing社が」今年のCMFスマホ開発をキャンセルしたのです。なんという悲しい言葉遊びでしょう……。
Nothing社がこの痛みを伴う決断を下した最大の理由は、RAM(メモリ)チップの世界的な価格高騰です。CMFシリーズは極限まで利益を削ったローエンド〜ミドルレンジの価格帯が命。数ドルの部品値上がりが、そのままビジネスの死を意味します。これには海外のRedditユーザーたちも、困惑と哀愁に満ちた反応を見せています。
海外Redditユーザーたちの「脳バグ」とリアルな葛藤
TechNovice99 (ガジェット迷子世代)
「えっと……『何もキャンセルされなかった(全て順調)』って意味? それとも『Nothing社がスマホをキャンセルした』って意味? 神様、俺はこのブランド名が好きだけど、大嫌いだ。毎回この手のニュースで脳がバグる。」
【ルスラボ的ツッコミ】
分かります。Nothingがニュースの見出しに載るたびに、世界中のテックメディアの編集者と読者の間でまったく同じ悲劇が繰り返されています(笑)。「何もキャンセルされてない(Nothing cancels)」ならどんなにハッピーだったことか。名前が天才的すぎるがゆえのバグですね!
SiliconValleyGeek (自作PC兼スマホオタク)
「これは超ショック。昨年のCMF Phone 1は間違いなくローエンド・ミドル帯で一番ワクワクする楽しいスマホだったからな。RAM価格の高騰が響いているのはわかるけど、こうした格安・爆コスパスマホが真っ先に犠牲になるのは本当に悲しい。」
【ルスラボ的分析】
本当にそれ。高価格帯のフラッグシップ(iPhone ProやGalaxy Ultraなど)なら、少々の部品高騰は価格に転嫁できますが、2万円〜3万円台のCMF PhoneにとってRAMの数ドルの価格上昇は致命傷です。「安くて面白いスマホ」が原材料費の高騰で真っ先に退場させられる、今のアナログ・半導体不況のリアルな縮図がここにあります。
ByteSizedLife (省エネガジェットスト)
「RAMを6GBに削ってでも安く売るって選択肢はなかったのかな? もしくは、高価格帯のNothing Phone (3) や(3a)にユーザーを誘導するための口実なんじゃないかと邪推しちゃうね。」
【ルスラボ的深掘り】
非常に鋭い視点です! 確かに、無理にローエンドのCMFを出すよりは、十分に利益を確保できる『Nothing Phone (3)』や、ミドルレンジの『Nothing Phone (3a)』に開発リソースと部品チップを回したいという、カール・ペイCEOの戦略的な狙いもあるのかもしれません。ガジェットの「アップセル」を狙うには絶好の(?)言い訳になってしまった感は否めませんね。
今後の格安ガジェット市場はどうなる?
RAMやストレージ、さらにはチップセットの製造コストは未だ高止まりが続いています。今回のNothingの決断は、単に「1つのスマホが出なくなった」という話にとどまりません。
今後、他の中華系ブランドや格安スマホメーカーも同様に、極限の低価格帯スマホの新規投入を控えたり、一世代前の型落ちSoCでお茶を濁したりせざるを得ない暗黒時代が到来する可能性があります。Nothingは、その厳しい波をスマートに、いち早く損切りするプロの立ち回りを見せただけなのかもしれません。
CMF Phone (1)のネジを回しながら、よりプレミアムなNothing製品の登場、あるいはメモリ価格が再び大暴落して「Nothingが奇跡の復活劇(Nothing resurrected!)」という見出しで私たちの脳をまたバグらせてくれる日が来るのを、楽しみに待つとしましょう!
- 元記事ソース: Nothing cancels this year’s CMF phone due to RAM prices
- Redditスレッド: Reddit Discussion


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