時速1メートルの壮大な旅!「パーシー」ことパーサヴィアランスが火星フルマラソンを制覇
地球のランナーの皆さん、今日も元気に走っていますか?どんなにトレーニングを積んだアスリートでも、この「究極に孤独で過酷なレース」には太刀打ちできないかもしれません。
NASAの火星探査車パーサヴィアランス(愛称:パーシー)が、ついに火星の地で26.2マイル(約42.195km)のフルマラソンを「完走」しました!
パーシーが2021年2月18日に火星のジェゼロ・クレーターに着陸してから、この記念碑的なゴールラインを踏み越えるまでに要した時間は、なんと5年と4か月。人間が走れば数時間で終わる距離を、このSUVサイズの「超高級自走式お掃除ロボット」は、数々の障害物を乗り越えながら黙々と進み続けたのです。
どうしてそんなに時間がかかるの?「安全第一」すぎる火星走行のリアル
「5年で42kmって、カタツムリの方が速いんじゃない?」と思うことなかれ。地球でラジコンを転がすのとは、次元が違う難易度なんです。
まず、火星と地球の間には膨大な通信遅延(片道数分〜20分以上!)があるため、地球からゲームのコントローラーのようにリアルタイムで操縦することは不可能です。もしそんな無謀なことをすれば、障害物を発見する前にパーシーはクレーターの崖から真っ逆さま、何千億円もの予算が一瞬で宇宙の塵になってしまいます。
さらに、パーシーの最高速度は「時速約150メートル」と、人間の赤ちゃんのはいはいよりも圧倒的にスロー。それでも、この極寒の不毛の地で、タイヤがスタックすることもなく完走できたのは、NASAのテクノロジーがとんでもない進化を遂げているからです。
先輩の「倍以上のペース」で駆け抜けた!テスラも驚くAI「AutoNav」の底力
実は、火星でフルマラソンを完走したのはパーシーが初めてではありません。大先輩である探査車「オポチュニティ」も、2015年に同じくフルマラソンを達成しています。しかし、オポチュニティが完走に要した歳月はなんと11年と2か月でした。
今回のパーシーは、その半分以下の時間(5年4か月)で完走を成し遂げたのです!この爆速化の秘密こそ、自動運転システム「AutoNav」。ステレオカメラで周囲の3Dマップをリアルタイム作成しながら、岩を器用に避けるルートを自分自身で脳内シミュレーションして進むという、まさに「自己完走型AI」なんです。
海外のテックオタクたちも大興奮!Redditの熱すぎる反応
この歴史的な快挙を受け、海外のRedditではお祝いとユーモアに満ちた書き込みが爆発しています。その様子を覗いてみましょう。
Martian_Jogger (週に1回はジムに行く地球人)
「5年4か月かけてフルマラソン完走だって? 同期のランナーよりは遅いけど、ソファから一歩も動かずにネトフリばかり見てる俺よりは確実に進んでるね。完走おめでとう、相棒!」
【ルスラボ的ツッコミ】
これ、私たち地球のインドア派全員の胸にグサッと刺さるお言葉ですね……。たとえ時速数センチでも、日々少しずつ前進し続けていれば、いつかは42キロを走りきれるのです。パーシー先輩が「継続は力なり」を宇宙規模で僕たちに教えてくれている気がします。
Curiosity_Fanboy (キュリオシティの元ファン)
「先輩オポチュニティが11年以上かかったことを思えば、パーシーのAutoNavはもうテスラのFSDを超えてるレベルで爆速だ。しかも火星の尖った石を勝手に避けながらだからね。地球の自動運転にもこの安全マージンが欲しいよ」
【ルスラボ的分析】
「火星の岩を避ける」自動運転、これ実は地球の自動運転よりも遥かにミッションインポッシブルかもしれません。なぜなら、火星には道路もなければ、助けてくれるロードサービスもいないから。AIが「この岩の尖り具合はタイヤを貫通させるリスクがあるか?」をリアルタイムで判断して1ミリ単位の進路変更をしながら進んでいると思うと、テックオタクとしては胸が熱くなります!
Jezero_Local (ジェゼロ・クレーター在住1億年)
「最近、近所をうろちょろしてるバカでかいお掃除ロボットみたいなやつ、やけに遠くまで行ったと思ったらマラソン中だったのか。今度見かけたらヤジでも飛ばして応援してやるよ」
【ルスラボ的深掘り】
火星のジェゼロ・クレーターには、かつて豊かな「湖」が存在していたと言われています。もしかしたら現地に眠っている古代の火星微生物(のゴースト)たちも、「おいおい、地球から来たヤバいギミック付きの台車がひたすらウロウロしながら砂を踏みしめてるぞ?」と、彼らのフルマラソンを上空からこっそり見守っているのかもしれませんね。
次の挑戦へ:パーシーの旅はまだまだ終わらない!
マラソンランナーはゴールを切った後、給水所でリカバリードリンクを飲んで休みますが、パーサヴィアランスに休息はありません。彼女の真の目的は、生命の痕跡を探すために、極めて貴重なドリルサンプルを収集することです。
これからも、集めた岩石サンプルを地球へ持ち帰る後続の回収ロケットに引き渡すその日まで、パーシーはゆっくりと、しかし確実に火星の大地を踏み締めて走り続けます。
もし今日の仕事や勉強で「一歩も前に進めなかった……」と落ち込んでいるなら、火星で時速およそ1メートルで黙々と荒野を進む先輩を思い出してください。歩き続ければ、いつかは宇宙で一番孤独なフルマラソンだって走りきれるのですから!
- 元記事ソース (space.com): Perseverance has now logged 26.2 miles on Mars, completing a marathon in 5 years and 4 months
- Redditスレッド: Reddit Discussion


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